外国人観光客が増えている岐阜県の白川郷で、国土交通省などが違法な「白タク」を使わないよう呼びかけました。

　「春節」による大型連休が始まったことなどで、白川郷にも多くの外国人観光客が訪れています。

　30日は国交省岐阜運輸支局の職員や警察官など18人が、英語や中国語で書かれたチラシを配布し、許可なく自家用車やレンタカーで客を乗せる、いわゆる「白タク」を利用しないよう外国人観光客らに呼びかけました。

　また、駐車場を見回り、停車しているドライバーに白川郷に来た目的などを聞いていました。

「白タクはどこまで安全面で管理されているか不透明。万が一事故が起きた時の補償も疑わしい所がある。安全管理された事業者の車両を使ってほしい」(国交省 岐阜運輸支局 加藤彦徳 支局長)

　30日は、警察が停車していた12台に声をかけ、このあと詳しく調べるということです。