愛知・犬山市が児童虐待対応マニュアル 女児死亡事案受け作成

2025年3月27日 22:37
 愛知県犬山市で小学生が虐待を受けて死亡したとされる事案を受け、市は27日、児童虐待に対する対応マニュアルを作成し、公表しました。
 去年5月、犬山市に住む小学1年の女の子(当時7歳)が腹部のけがによる敗血症性ショックで死亡しました。

 その後、母親と内縁の夫が虐待で死亡させたなどとして逮捕・起訴されています。犬山市は事件後に内部検証会議を開き、児童相談所との連携不足などを指摘する報告書を去年12月、公表していました。

 市は27日、市としての対応の流れや責務の明確化を目的としたマニュアルを作成し、公表しました。マニュアルには児童虐待の通告を受けた後の具体的な手順や、個別の事案への対応協議のために把握すべき情報の詳細な項目などが定められています。

 市は新年度からマニュアルの運用を始め、今後も年に1回程度、見直しをする方針です。
 

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