見たら幸せになれるという噂の新幹線「ドクターイエロー」。来年の引退を前に、同じ黄色のカラーを施した特別な乗り物が登場。期間限定の幸せコラボ。その正体とは…

　名古屋駅に到着したのは「ドクターイエロー」。
　
　「新幹線のお医者さん」とも呼ばれ、線路のゆがみなどを点検してきましたが、老朽化を理由に、来年1月で役目を終えることになっています。
　
　その雄姿を一目見ようと集まった人たちの前に、黄色い車体のバスがあります。
　
　実はこのバス「ドクターイエロー」の引退に合わせて、ラッピングされた、ジェイアール東海バスの高速バス、その名も「幸せの黄色いバス」なんです。
　
　誕生秘話を聞きました。

「同じJR東海グループのバスとしてもドクターイエローを送り出せるような企画ができないかと思い、バスを黄色くしたらドクターイエローに似ているんじゃないかとラッピングした。1台しかいないので、どこを走っているかわからないので、見たら幸せになれるという思いも込めた」(ジェイアール東海バス塩崎統さん)

　白と青色が基本のジェイアール東海バス。保有する80台のうち、黄色いバスは1台だけなんです。

Q.黄色いバスのこだわりは
「ただ黄色くしただけではなく、実際のドクターイエローと同じ色を使っています」(塩崎さん)

　「ドクターイエロー」と同じように、このバスも鉄道ファンなどの間ですでに話題になっています。

　今年度末までの期間限定で高速バスとして運行し、名古屋から東京や広島などに、お客さんを運ぶということです。
　
　黄色いバス、見たら幸せになれるかも！？