「闘病中の子どもたちの力に」一青窈さんが歌声届ける 名大病院で音楽ライブ

2025年1月28日 20:06
「病気と闘う子どもたちの力になりたい」と歌手の一青窈さんが、 名古屋市内の病院でライブを開催し、歌声を届けました。
 名古屋市昭和区の名古屋大学医学部付属病院を訪れたのは、歌手の一青窈さんです。

 一青窈さんは、病院や児童養護施設などでのライブ活動を約30年前から続けてきました。

 28日は、名大病院に入院している子どもたちやその家族、病院関係者ら約200人の前で、代表曲「ハナミズキ」や「もらい泣き」など10曲を披露しました。

 「まずは何よりも自分が一番頑張っていて、もっと元気になるぞという気持ちで、日々頑張っている子の元気の後押しができるといいと思って歌っています。一番近くで看病している保護者は、疲れて、心を砕いていると思うので、この瞬間すごく楽しいとリラックスしてくれたらうれしい」(歌手 一青窈さん)

 歌声を聴いた子どもちたちは――
 「たくさん歌が聴けて楽しかったです」
 「自分の知っている曲がいっぱい聴けて楽しかったです」
 「治療をがんばろうと思います」

 「『治療頑張りたい』という言葉に…今までいっぱい頑張らせているのに、自分の治療と向き合っているので、えらいなと思って」(保護者)

 「もともと母が入院していて、余命幾ばくもない時にライブに行ったら、すごく元気になったのがきっかけで、病院の中で音楽を聴くことで、治療以外に元気になる手段があると知って、歌う原点が病院ライブにあるので、たくさんの子どもたちや患者さんに会いに行けるといいなと思います」(一青窈さん)
 

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