今年の春闘で、トヨタ自動車の労働組合は年間一時金について月給7.6カ月分を求めます。

　トヨタ労組は28日の記者会見でボーナスにあたる年間一時金で月給7.6カ月分を求めるとしました。

　過去最高となった去年と同じ水準です。要求の根拠として去年、相次いだ認証問題やリコールに対する業務負荷への取り組みを挙げています。

　また、基本給を底上げするベースアップ相当分については物価上昇を踏まえて、全社員を対象に引き上げを要求します。

　1999年以降で過去最高だった去年と同じ水準だということです。

　要求案は正式決定後、2月12日に経営側に提出する予定です。