夏のエアコントラブルを避けるために試運転を 暑くもなく寒くもない今の時期がおすすめ

2025年4月10日 17:05
4月10日は4月の「し」と10日の「てん」で「試運転の日」。快適な夏を迎えるためには、夏前のエアコンの「試運転」が重要です。
 4人に1人が経験しているともいわれる、エアコンのトラブル。
 
 このエアコントラブルを避けるために重要とされているのが、事前に動作確認をしておく「試運転」です。

 大手空調メーカーのダイキン工業が、全国の20代から70代の男女4700人を対象に行った調査では、エアコンの試運転をする人は半数以下ということがわかりました。

 “し運てんの日”の4月10日、エアコンの試運転の重要性についてダイキン工業の広報、森重さんに聞きました。

「夏本番を迎える前に、しっかりと試運転をしてエアコンが通常に稼働する状態であれば安心して夏を迎えられる。夏前である理由は、問い合わせの件数が増えてくると、どうしても修理や対応に数日かかってしまうことがあるので、混む夏前に対処していただければ」(ダイキン工業 広報 森重雄己さん)

 暑くもなく寒くもない、いまの時期が試運転に適しているといいます。では、試運転はどうすればいいのでしょうか。
 

試運転と合わせてフィルターなどの掃除も

試運転の際は最低温度で10分ほど冷房
「最低温度、機種によって違うが16~18℃に設定していただき、10分ほど運転してもらえれば。しっかり冷風が出ているか、異常を示すランプが点滅していないか確認する」(森重さん)

 試運転と合わせてやっておくといいのがーー

「フィルターがほこりまみれになっていると、うまく空気が吸えなかったり余計な消費電力を使ってしまう場合があるので、きれいな状態で使用してもらえれば」(森重さん)

 快適な夏の生活を守るため、この機会に「試運転」始めてみてはいかがでしょうか。
 

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