浜岡原発 国内商業用原子炉で初の解体工事を報道公開

2025年4月22日 23:40
国内で初めて商業用の原子炉の解体工事が進む静岡県の浜岡原発で、解体作業が報道向けに公開されました。
静岡県御前崎市にある中部電力の浜岡原子力発電所は、1号機と2号機の廃炉を決定していて、2009年度から廃炉作業を行っています。

22日は、報道向けに先月始まった解体工事が公開され、専用機材を使って原子炉圧力容器のふたを切断する作業などが行われました。

商業用の原子炉の解体工事は国内で初めてです。

「これまでの経験をもとに知恵を出し合って作業員の被ばくも含め住民の安全も含めてしっかり計画を立てて、確実に進めていきたい」(浜岡原子力発電所 廃止措置担当 堀正義専門部長)

浜岡原発の1号機と2号機の廃炉の完了は2042年度を予定しています。
 

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