トヨタ自動車の3月の海外販売台数はトランプ関税への駆け込み需要の影響で過去最高でした。

　トヨタによりますと、今年3月の海外での販売台数は、前の年の同じ月より6.7パーセント多い81万4105台で、3月として過去最高でした。

　アメリカのトランプ大統領が輸入自動車に対し、25パーセントの追加関税を4月に課したことから、駆け込み需要があり北米で好調でした。

　一方、今年3月までの1年間の世界販売台数は1027万3719台でした。

　過去最高を記録した前の年度より0.3パーセント減少し、4年ぶりの前年割れとなりました。

　国内の認証不正問題や、主力車種であるプリウスのリコールに伴う生産停止が影響しました。