線路上に「世界の山ちゃん」のビアガーデン　使われていない線路を有効活用　名古屋

JR名古屋駅の線路の上に、ビアガーデンが今週金曜日にオープンします。しかもこのビアガーデン「世界の山ちゃん」のお店なんです。

　列車が走るそのすぐ傍らに現れたのは「世界の山ちゃん」です。一見、駅のホームのようですが。実は、この場所、駅のホームではなくて線路の上なんです。

　リニア中央新幹線の工事でJR名古屋駅の1番線ホームが2019年から使用停止なったことに伴い、線路の上に床を設置し、世界の山ちゃん初のビアガーデンがオープンすることになりました。

　線路の上なので細長いビアガーデンになっていて、ここに80席が設けられています。列車の横で、手羽先とビールで楽しめます。

　メニューは基本、飲み放題付きの食べ放題プランで、大人が4,500円、中学生から20歳未満は3,000円、小学生は1,000円です。

　突然ホーム内に現れたビアガーデンに、駅を利用する人たちはーー

「ホームにあがったら、ホームじゃない世界に」（駅の利用者）
「電車おりてびっくり。夫が飲むの好きで喜びそうなので報告します」（駅の利用者）

　なぜ、名古屋駅の線路上にビアガーデンを作ろうと思ったのでしょうか？

「1番線は使われていない線路だったんですけど、ぜひ有効活用できないかと知恵を絞った結果ビアガーデンに。ビアガーテンを楽しんだあとはアクセスが最高なのでそのまますぐ帰っていただけるのが醍醐味」（名古屋ステーション開発 企画開発部 日浦雅貴さん）

　この名古屋駅ホームの世界の山ちゃんのビアガーデンは9月1日から10月31日までの限定営業です。

　また、駅のホームにあるので、列車の乗車券か駅の入場券が必要です。

(8月30日15：40～放送メ～テレ『アップ！』より)