新幹線の保守車両脱線を受け「砕石運搬散布車」5編成の使用を当面停止 JR東海
2024年7月27日 12:33
22日に東海道新幹線の保守用の車両同士が衝突して脱線した事故を受け、JR東海は追突した保守車両の使用を、当面停止すると明らかにしました。
脱線した現場(愛知・蒲郡市)
22日未明、愛知県蒲郡市でブレーキが利かず他の保守用車両に追突した「砕石運搬散布車」は、線路に敷く石「バラスト」を運搬する車両です。
JR東海はこの車両について、原因が特定されるまで、保有する5編成の使用を停止すると明らかにしました。
新幹線の運行には支障がないとしています。
また他の保守車両も緊急点検を行い、問題がないと判断したものから順次作業を再開します。
22日の事故で、東海道新幹線は名古屋駅と浜松駅の間で終日運転を見合わせ、約25万人に影響し、作業員4人がけがをしています。