「怒鳴りながら机を蹴り上げた」と報告する行政文書　東郷町長による職員へのハラスメント問題　

愛知県東郷町の井俣憲治町長による職員へのハラスメント問題で、「怒鳴りながら机を蹴り上げた」と報告する行政文書があることがわかりました。

　行政文書によりますと2021年11月、井俣町長は打ち合わせの際に職員からの説明に納得せず、「お前は俺の言っとる意味が分かって答えとるんか」と怒鳴りながら机を2度強く蹴り上げました。

　職員は恐怖心を抱き、人事秘書課に苦情を申し立てましたが、苦情処理委員会が立ち上がることはなく、うやむやになってしまったということです。

　また、井俣町長は副町長に対し、「レクの際に足が机に当たってしまった」と説明していたということです。

　井俣町長のハラスメント問題を巡っては、11月27日の臨時町議会で不信任決議案が提出されましたが否決されています。