竹の折れた方角で今年の運勢を占う奇祭「きねこさ祭」 厄年の男たちが五穀豊穣を祈願
2024年2月26日 17:13
22日に行われた「尾張三大奇祭」の1つ「国府宮はだか祭」に続き、26日名古屋では、竹の折れた方角で今年の運勢を占う奇祭「きねこさ祭」が行われています。
午後1時、名古屋市を流れる庄内川の土手には祭りを一目見ようと、約1500人が詰めかけました。
厄除けや五穀豊穣を祈願して行われる「きねこさ祭」。
「歩射神事」、「国府宮はだか祭」と並ぶ「尾張三大奇祭」
中村区の神社に1000年以上前から伝わる祭りで、熱田神宮の「歩射神事」、「国府宮はだか祭」と並び「尾張三大奇祭」の1つに数えられています。
今年の折れた方角は南東で運勢は「吉」
今年の折れた方角は南東、運勢は「吉」
祭りの最初に行われるのが厄年の男たちが川の中に立てたられた竹によじ登り、折れた方角で今年の運勢を占う神事です。
下帯姿の男たちの威勢のいい掛け声と共に神事が始まります。
見事、竹が折れると見守っていた人たちからは大きな拍手と歓声があがりました。
「(竹が)いい方向に向いているということだったので、そのまま身をまかせて折った」(神事の参加者)
今年の折れた方角は南東。
神社によると、この方角は吉の運勢で、今年はいい方向に倒れたのでよい1年になりそうだということです。
(2月26日15:40~放送メ~テレ『ドデスカ!+』より)