電話やSNSで「警察官」「検察官」名乗る男に1750万円だまし取られる 名古屋市守山区80代男性
2024年12月26日 18:36
名古屋市守山区の80代の男性が、警察官や検察官を名乗る男に現金約1750万円をだまし取られる詐欺被害がありました。
詐欺被害
警察によりますと、12月6日、守山区の80代の男性の携帯電話に、通信会社の社員を名乗る男から「あなたの番号が犯罪に使われている」などと電話がありました。
その後、警察官や検察官を名乗る男から、SNSのビデオ通話などで「あなたに逮捕状が出ている」「潔白を証明するために口座の金を調べさせて欲しい」などと言われ、男性は、自宅を訪れた検察官の部下を名乗る男に現金1750万円を手渡し、だまし取られました。
男性は25日、検察官から捜査結果についての連絡がないことを不審に思い、自らインターネットで調べたところ、同様の手口の詐欺被害が発生していることを知り、警察に通報したということです。
警察が詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと「警察官が逮捕状をSNSで提示することは絶対にありません」ということです。