名所・五条川がピンクに染まる「岩倉桜まつり」5年ぶり復活へ　樹木保全の工夫も

愛知県の桜の名所・五条川の「岩倉桜まつり」。5年ぶりに復活します。

　全国の「さくら名所100選」に選ばれている、岩倉・五条川の桜並木。

　ソメイヨシノを中心に、1300本を超える桜が植えられています。

　川沿いで開かれる「岩倉桜まつり」は、春の風物詩。

　期間中、約40万人が訪れる、岩倉市最大のイベントです。

　新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2019年の開催を最後に、中止が続いていましたが、今年5年ぶりに復活が決まりました。

　ただ、今年は中止していた期間の状況を踏まえて、これまでとは内容を一部変更して開催します。

「今回、露店の川沿いの出店はなし。川沿いの桜をゆっくりと見て楽しんでいただく」（岩倉市 商工農政課 真野友貴さん）

　今年は、市内の飲食店が広場に特設ブースを設置し、“地元ゆかりのグルメ”を販売するほか、これまで川沿いに並んでいた露店は、別の広場に集約されます。

　近隣住民などに配慮し、飲食の出店は土日のみにするということです。

　さらに保全の観点から、今年は木に負担をかけないよう、例年設置していた“ぼんぼり”を設置しないということです。

　「岩倉桜まつり」は、3月29日から4月7日までの開催で期間中はライトアップも予定されています。

（3月7日15：40～ 放送メ～テレ『ドデスカ！＋』より）