勝負めしは肉うどん 藤井聡太七冠が最年少“永世棋聖”なるか 棋聖戦第3局が続く

2024年7月1日 16:38

藤井聡太七冠が勝てば“永世棋聖”資格です。3勝目をかけた熱戦が名古屋、大須の「万松寺」で1日午後4時現在、続いています。

 将棋の藤井聡太七冠に、山崎隆之八段が挑む「棋聖戦五番勝負」。

 その第3局が名古屋大須の「万松寺」で行われています。

 藤井七冠は6月20日の「叡王戦」最終局で惜しくも敗れ、初めてタイトルを失いました。

 心機一転、30日の前夜祭では――

 「こちら(万松寺)で対局するのは、おととしの棋聖戦に続いて2回目。多くの方に注目していただける対局になると思います。地元での対局でもあるので、いい将棋をお見せできるよう全力を尽くしてがんばりたいと思っています」(藤井聡太七冠)

 「3局目、残念ながら追い詰められてきてしまったが、ベストを尽くして戦いたいと思います」(山崎隆之八段)

 

午前10時のおやつ(提供:日本将棋連盟)

おやつにパンダも登場

 今期の「棋聖戦」は、藤井七冠が開幕から2連勝していて、1日勝てば防衛が決まります。

 また棋聖戦5連覇となり、最年少で「永世棋聖」の資格を獲得します。

 午前9時、第3局は山崎八段の先手で始まりました。

 午前10時の「おやつ」では大のパイナップル好きで知られる藤井七冠は、中区のフルーツパーラー「檸檬屋」の『プチパイナップルパフェ』。

 山崎八段はパンダのかわいらしいスイーツを注文しました。

 

藤井七冠の勝負めし「肉うどん」

藤井効果でうどん店繁盛 

 お昼の“勝負めし”は、山崎八段が「ひつまぶし」を注文。

 そして、藤井七冠は万松寺のすぐ近くにあるうどん店「か川」の「肉うどん」を注文しました。黒毛和牛のお肉がのった、食べ応え満点のうどんです。

 “勝負めし”に選ばれたことについて――

 「シンプルなメニューだったのがよかったのでは。反響はとてもあります」(店主)

 お店には藤井七冠と同じメニューを注文するファンが訪れるなど早速、藤井効果が現れていました。  

 

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