1億円札も「渋沢栄一」に刷新 マヨネーズ抜くかどうかで苦悩
2024年7月2日 19:20
3日から新紙幣が発行されます。紙幣がモチーフとなっている「あの商品」もデザイン一新です。
「新しい紙幣の発行に合わせて、こちらの“印刷工場”でも急ピッチで作業が進められています」(上坂嵩メ~テレアナウンサー)
やってきたのは愛知県春日井市の食品製造会社「ケイ・エスカンパニィー」。
工場でつくっているのが――
「1億円の『お札たら』です」(ケイ・エスカンパニィー 森本信樹 専務)
「福沢諭吉」がデザインされた“1億円”のパッケージ。
なかには、魚のすり身を薄くして焼いた「ピリ辛の焼きかま」。発売から13年を迎えたロングセラーの駄菓子です。
新紙幣の発行に合わせてどうするのでしょうか――
「新紙幣発行に合わせて、新商品・新紙幣でやらせていただく」(森本専務)
ということで、特別に“印刷工場”を見せてもらいました。
「新紙幣、渋沢栄一のフィルム」(森本専務)
新紙幣の3Dホログラムも再現!?
新紙幣の目玉も再現!?
「新しい紙幣」の発行は3日からですが、こちらの“渋沢栄一”は一足早く1日から出荷しています。
新紙幣の3Dホログラムも再現していますが――
「さすがに3Dにはならないです…」(森本専務)
パッケージは大幅にリニューアル。なかの商品自体に変更はありませんが――
Q.新紙幣のパッケージにはマヨネーズ入りの文字がなくなった
「残念だがいまの物価高騰、原料価格の高騰があり、どうしてもマヨネーズを入れると価格が上がってしまう」(森本専務)
1枚22円を値上げしないため、マヨネーズを抜く“苦渋の決断”でした。
Q.新紙幣デザインの商品を通してどんなことを届けていきたいか
「新しい紙幣に替わるということで、いろいろな意味合いがあると思う。経済的なものや偽造防止など、そういったものを含めて楽しみながら勉強していただく駄菓子でありたいと思っています」(森本専務)