本当の警察に相談したのに犯人からの再びの電話でだまされる 300万円被害 特殊詐欺に注意

2024年7月9日 07:01

警察官をかたる特殊詐欺の犯人からの電話を不審に思い、本当の警察署に相談したにもかかわらず犯人に言いくるめられ、名古屋市の80代の男性が約300万円をだまし取られました。

熱田警察署

 愛知県警熱田署によりますと今年5月、熱田区の80代の男性の自宅に警察官をかたる男らから「あなたの口座が詐欺に使われている」「調書ができたら連絡する」などと電話がありました。

 男性は不審に思い熱田署に相談し、詐欺の手口であると教えられました。

 数日後、男性のもとに再び警察官をかたる男から電話があり「この件は我々だけで捜査しているから、ほかの警察官は知らないんですよ」などと言われ、信じてしまいました。

 その後、男の指示のまま計296万円を指定された口座に振込みだまし取られました。

 男性が7月8日、息子に相談し詐欺の被害に気づきました。警察は「非通知や知らない番号からの着信には出ないように」と注意を呼びかけています。

 

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