住民税の資料を書庫に隠し正しく課税されないミス 岐阜県飛騨市

2024年7月16日 19:42

岐阜県飛騨市の職員が今年度の住民税の課税作業におけるデータ入力を怠り、150人に対して誤った金額を課税していました。16日、市が会見を開き明らかにしました。

飛騨市の会見

 飛騨市によると今年3月から5月にかけて今年度の住民税の課税作業を行っていた20代と40代の男性職員2人が、システムに入力すべきデータを期限までに入力せず未処理のまま放置したり、資料の一部を自分の机や書庫に隠したりしていたということです。

 未処理になっていたのは316人分で、このうち150人が誤って課税されていました。

 誤りの総額は合わせておよそ1200万円でした。

 2人は市の聞き取りに対し「年度末に業務が集中してしまい、作業を見送ってしまった」と説明しているということです。

 市は順次、正しい納税額を通知するいうことです。

 

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