「どこで新たな被害起きてもおかしくない」 愛知・蒲郡市長、3人死亡の土砂崩れ受けて警戒呼びかけ

2024年8月29日 12:49

愛知県蒲郡市で3人が死亡した土砂崩れを受け、市は災害対策会議を開き、台風が迫るなかあらたな被害が出ないよう、今後の対応について確認しました。

 蒲郡市によりますと、27日の夜、竹谷町大久古で土砂崩れが発生し、木造2階建ての住宅が巻き込まれて家族5人が生き埋めになりました。

 このうち70代の男性と女性、30代とみられる男性が死亡、40代の女性2人がけがをしました。

 

3人が死亡した土砂崩れの現場

台風への備えを呼び掛ける

 蒲郡市は5人の救助活動が終了したことを受け、29日朝、4回目の災害対策本部会議を開きました。

 台風が迫るなか、あらたな被害が出ないよう、今後の対応について確認したということです。

 「どこで土砂崩れが起こってもおかしくない状況なので、常に状況をチェックしてもらいながら生活してほしいし、注意喚起を促していきたい」(蒲郡市 鈴木寿明市長)

 市は避難経路の確認や、崖から遠いところで過ごすなど台風への備えを呼び掛けています。

 

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