「地震はなぜ予知できない?」池上彰に鋭い質問 子ども記者が一足早く特番を取材 【池上彰×ドデスカ】

2024年9月11日 18:27

「池上彰×ドデスカ 巨大災害から命を守る」(9月11日午後7時~放送)の収録現場に小学生の子ども記者4人が潜入。池上さんへの直撃取材では鋭い質問も。

左から 永野愛莉さん、服部穣央さん、神谷春日さん、高田圭悟さん

 今回、池上彰さんに取材するのは、永野愛莉さん(小学5年生)、服部穣央さん(小学4年生)、神谷春日さん(小学3年生)、高田圭悟さん(小学4年生)の4人。

 意気込みを聞いてみると…。

 「インタビューしてわかったことを、家族にも教えてあげたい」(神谷さん)
 Q.今日の目標は?
「 緊張せずにしゃべること」(高田さん)

 まずは、特番の収録を見学。

 収録が行われていたのは、普段「ドデスカ!」や「ドデスカ+」を放送しているスタジオ。特等席で見学します。

 

池上さんに質問する神谷春日さん

収録終わりの池上さんに子ども記者が直撃

 アナウンサーや池上さんにも話しかけられ、その後2時間ほどの収録を、真剣な顔で見守った子どもたち。一足先に、番組を見た感想はーー

 「地震が来ても安心できそう」(永野さん)

 「地震で多くの人が命を落としちゃったりして、 地震はめっちゃ怖いし、恐ろしいんだなと思った」(神谷さん)

 そして、いよいよ収録終わりの池上さんを、子どもたちが直撃!

 Q.学校が避難場所のところが多いのは、なぜか(神谷さん)
 「避難すると言っても、どれだけの人が来るかわからない。とりあえず校庭があれば、そこに避難して、そのあと夜になったり、雨が降ってきたりすると、教室の中とかが避難場所になる」(池上さん)

 

池上さんに質問する高田圭悟さん

地下鉄にいるときに地震が来たら?

 Q. 地下鉄にいるときに、地震が来たら、どうすればいいか(高田さん)
 「走っている地下鉄なら、もし揺れたら電車が止まるから、車内アナウンスに従って行動すればいいと思う。ホームや地下を歩いている時、地下街って、意外に大きな揺れはない。だから、そんなに心配する必要ない。揺れが収まるのを待って、混雑しないところで、ゆっくり地上へ出ていくといいと思う」(池上さん)

 

池上さんに質問する永野愛莉さん

お風呂やトイレで地震が起きたら?

 Q.お風呂やトイレで地震が起きたらどうするか(永野さん)
 「トイレにいる時は慌てなくて、そのままいていいと思います。家の中でトイレやお風呂は、家具が倒れてくるとか、上から物が落ちてくることはない。だから結構安全で安心していいと思います」(池上さん)

 

服部穣央さん

池上さんに鋭い質問も

 Q.地震はなぜ予知できないのか(服部さん)
 「いい質問だねー。ちょっと前までは、地震は予知できると思っていた。調べていったら結局、予知ができないことがわかった。だから今は、揺れた後どうすれば被害を少なくすることができるのかを研究するようになった」

 取材を終え、大役を務めた子ども記者4人の感想は…。

 「緊張したけど、しっかり言えた」(高田さん)

 「地震のことをもっと知れたし、自分で守れることは自分で少しやろうと思えた」(神谷さん)

 「地震のことをいろいろ詳しく知ることができたし、教えてもらったことを気を付けたい」(永野さん)

 「池上さんがテレビで見るよりもいろんなことを知っていることがわかって、いろいろ知ることができて安心した」(服部さん)

 

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