日銀総裁「東海経済は緩やかに回復」 スタートアップ拠点“STATION Ai”に「本気度合い感じる」
2024年11月18日 17:00
18日に名古屋を訪れた日本銀行の植田和男総裁は、東海地方の経済について「緩やかに回復している」と評価しました。
18日午前に東海地方の経済関係者らと懇談した植田総裁は午後に会見し、東海地方の経済について「生産・輸出が増加基調で、個人消費も所得環境の改善などがある」として、「足元の景気は緩やかに回復している」との認識を示しました。
また、愛知県が整備し先月開業したスタートアップを支援する「STATION Ai」についてーー。
「本気度合いをひしひしと感じられて、私も期待感を強めた。時間があれば現地を視察してみたいと思った」(植田総裁)
その上で、植田総裁は「イノベーションの推進が加速し、スタートアップの成長が地域全体の生産性にプラスの影響を与える可能性を感じている」と語りました。