JRグループが往復乗車券の販売を2026年3月で終了 ICカード普及で販売数減る
2024年12月2日 19:19
JRグループは往復乗車券などの販売を2026年3月に終了すると発表しました。これに伴い、往復割引もなくなります。
2026年3月をもって販売を終了するのは往復乗車券と連続乗車券で、JR各線のほか、連絡会社線にまたがる乗車券も含まれます。
これに伴い、片道601キロ以上を往復する場合に往路と復路の運賃がそれぞれ1割引きになる往復割引きも終了します。
交通系ICカードの普及やインターネット予約の増加で往復乗車券などの販売枚数が減っていることが理由で、JR東海で昨年度販売した乗車券のうち往復乗車券と連続乗車券の枚数の割合は、1割未満だったということです。
一方、JR東海によりますと「豊橋往復きっぷ」などの「お得なきっぷ」は引き続き販売します。