名古屋市のインフルエンザ患者数が過去最多に 感染拡大で病床ひっ迫 救急搬送が困難な事案も
2025年1月10日 22:17
名古屋市で確認されたインフルエンザの患者数が過去最多となり、市は感染対策などを呼びかけています。
名古屋市によりますと、2024年12月23日から29日までの1週間で、市内70の定点医療機関から報告があったインフルエンザ患者数は、1医療機関あたり67.49人で、調査を始めた1999年4月以降、過去最多となりました。
これを受け、名古屋市の広沢一郎市長は、1月10日に緊急で会見を開き、対策を呼びかけました。
「11日から3連休ということで人流も増える。基本的な感染予防に取り組んでいただきたい」(名古屋市 広沢一郎市長)
また感染拡大の影響で病床がひっ迫し、救急搬送が困難となる事案も増加しているということです。
市は、救急車を呼ぶか迷った場合は相談窓口「#7119」を活用するよう呼びかけています。