御嶽山「噴火警戒レベル2・火口周辺規制」継続 気象庁が18日午後4時発表
2025年1月18日 19:57
気象庁は、岐阜県と長野県の県境にある火山・御嶽山について、山頂付近を震源とする火山性地震の回数がやや多い状態で推移しているとして「噴火警戒レベル2」を継続し、警戒を呼びかけています。
御嶽山 17日撮影
気象庁の18日午後4時の発表によりますと、御嶽山では、山頂付近を震源とする火山性地震の回数がやや多い状態で推移しています。
火山性地震の1日当たりの回数は、16日27回、17日13回、18日は午後3時までに2回(速報値)となっています。
火山性微動は観測されていないと言うことです。
山体の膨張を測る傾斜計とGNSS連続観測では、火山活動によるとみられる地殻変動は認められません。
気象庁は「噴火警戒レベル2・火口周辺規制」を継続し、地元自治体などの指示に従い、危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。
噴火した場合、地獄谷火口から概ね1kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒する必要があるとしています。