名古屋で初夏の陽気 最高気温23.8℃ 桜の開花発表“秒読み”も大陸から黄砂飛来

2025年3月25日 16:47

名古屋で25℃を超え桜の開花発表も秒読み。 その一方、黄砂の飛来が確認されました。

 25日は南から暖かい空気が流れ込み高気圧に覆われ、東海地方も初夏の陽気に。 名古屋の街ではコートを手に持つ人や日傘をさす人の姿がみられました。

 名古屋の午後3時までの最高気温は23.8℃。今年1番の暖かさで、ゴールデンウイークごろの気温となりました。

「薄着で出てきたくらい暖かいですね。きょうは顔とか首に(日焼け止めを)塗ってきた」(街の人)

「暑い、夏と同じ感じ」(街の人)

「子どもたちとピクニックをしようと思って出かけてきました」

Q.水筒は
「ぱんぱんに入れてきたが、もう半分以下になってしまっていて足りないかな。どこかで買わないといけないかなと思っている」(街の人)

 

24日に咲き始めた鶴舞公園の桜

桜の開花発表とはならずも、街中では…

 気温が上がり、各地で発表されているのが桜の開花。名古屋でも午前9時半すぎ、名古屋地方気象台の職員が敷地内にある標本木「ソメイヨシノ」の咲き具合を確認しました。

「今の時点では咲いている花は確認できないので、まだですね」(名古屋地方気象台 常盤実さん)

 開花の発表は26日以降にお預けとなりました。

「数日くらいはまだかかる可能性はある。今週中に咲けばいいが。 次の土日でお花見ができればいいかなと思う」(常盤さん)

 街中では一足早く桜が色づき始めたところも。

 ソメイヨシノなど約750本の桜がある鶴舞公園の緑化センターによりますと、24日から数本の桜がちらほら咲き始めたのを確認したということです。

「日当たりがいいのかな。あちらの木も1輪2輪ほど咲いている。華やかでいいですね。2~3日でぱっと開いてくれると華やかな感じで明るくなっていいですよね。」(訪れた人)

 

名古屋市内の情報カメラでも、黄砂で空が霞んでいるのがわかる(25日 午後1時頃)

大陸から黄砂が飛来

 春の訪れで明るい気分になる一方、大陸から黄砂が飛来して名古屋や岐阜・津では、気象台で黄砂が観測されました。

 名古屋市内の情報カメラを見ても、通常より空が霞んでいるのが分かります。

 栄の街を歩く人たちは…

「目がやっぱりかゆくて、鼻水が結構出ちゃう」(街の人)

「(眼鏡で)黄砂などを防ぐようにしています。気休めじゃないけど、お守りみたいな感じ。でもやっぱり(黄砂が)入ってくるので、早く家に帰りたい。そんな気持ちです」(街の人)

 

桜の開花発表がされた県

全国の桜の開花情報

 25日は全国的に気温が上がり、桜の開花の発表が相次ぎました。

 25日に開花の発表があったのは、福岡、佐賀、大分、愛媛県・松山、岐阜です。

 名古屋と津は開花発表とはなりませんでした。

 

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