伝統行事「上げ馬神事」の関係者12人を不起訴処分 動物愛護法違反「証拠が不十分」 津地検

2025年3月25日 17:34

三重県桑名市の多度大社で行われた「上げ馬神事」で、馬に暴力的な行為をしたなどとして書類送検された関係者12人について、津地方検察庁は不起訴処分としました。

 25日付で不起訴処分となったのは、神事の関係者12人です。

 上げ馬神事は高さ約2mの土壁を乗り越えた回数で農作物の豊凶などを占う伝統行事で、12人は2023年5月の上げ馬神事で、馬に暴力的な行為をしたり、急な坂を上らせたりした動物愛護法違反の疑いで、去年9月に書類送検されていました。

 不起訴処分の理由として、津地方検察庁は12人のうち1人については、容疑者死亡とし、残る11人については「犯罪の成立を認定する証拠が不十分だった」としています。

 
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