東京・新宿区で、女性をナイフで刺して殺害しようとしたとして逮捕された男が、前日の夜から待ち伏せをしていたことが分かりました。 　和久井学容疑者（51）は新宿区のマンションの敷地内で、マンションに住む平澤俊乃さん（25）の腹や首をナイフで刺して殺害しようとした疑いで逮捕されました。平澤さんは死亡しました。 　その後の捜査関係者への取材で、和久井容疑者が事件前日の夜、平澤さん宅周辺に現れ数時間、待ち伏せをしていたことが分かりました。 　また、和久井容疑者は自宅近くの川崎市の警察署に平澤さんとの関係を相談していたということです。 　和久井容疑者は「1000万円以上の金を返してほしくて会いに行った」などと話していて、警視庁は事件に至った経緯について調べています。