「大変危険」外国人が次々…“コース外”スキー遭難多発

2025年01月28日 19:14
 コース外を滑る“バックカントリースキー”で遭難。バックカントリーが、いかに危険なのか取材しました。  ヘリコプターから雪山へと降りる警察の救助隊員。整地されていない雪をかき分けて進んだ先にいたのは、崖の途中で動けなくなった72歳のスキーヤー。  北海道にある富良野スキー場のコース外を滑る“バックカントリースキー”をして遭難した男性は通報の翌日、発見されました。  このスキーヤーはアメリカ人男性。ヘリコプターで引き上げられ、無事に救助されました。  男性がいたコース外の“バックカントリー”とはどんな場所なのでしょうか。警察と一緒に記者が現場に入りました。 警察官 「ひとたび風が強くなったり雪が降れば、全く視界がなくなってしまう。自分ではコースの方に行っているつもりでも、いつの間にか急斜面に入っていってしまって、そのまま滑り降りて、登り返すことができなくなって遭難する事例が発生」  72歳のアメリカ人男性が救助されたのはコースから大きく外れた場所で、前日の午後6時半ごろに遭難通報が入り、救助されたのは翌日の朝でした。  富良野スキー場のバックカントリーでの遭難が急増しています。  良質なパウダースノーを求め、多くの外国人が訪れる富良野スキー場。外国人スキーヤーに話を聞くと…。 アラスカから来た人 「富良野にやって来る(外国)人たちの多くは1日数回、バックカントリーに行くと思う」 オーストラリアから来た人 「きょうはウォーミングアップ。あすはバックカントリー」 「ガイドを連れて行く」

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