寝付けない方必見! 花粉や寒暖差に負けない春の快眠法“3つの術”

2025年03月18日 19:07
 18日のなるほどハテナは、ぐっすり眠る春の睡眠法です。寒暖差や花粉症で寝付けないという方も必見。専門家に3つのポイントを教えてもらいました。 ■春の快眠法“3つの術”  青空のもと、まぶしく輝くミモザも今、見頃を迎え、園内は18日もこのにぎわい。ネコも満開の花に見とれて動きません。  一歩、また一歩と春の足音が近付く東京。旧中川横の公園にも満開の河津桜が咲き乱れ、景色は一面、桜色に染まっています。  まさにこれからが春本番というところですが、やはりこの問題がありました。 花粉症で寝付けない人 「花粉症はつらい。きのう、きょうね」  今や日本人の“国民病”ともいえる花粉症。特に多く聞こえてきたのが…。 花粉症で寝付けない人 「鼻が詰まり、寝る時に睡眠の妨げになる」  なかでもこちらの女性は…。 花粉症で寝付けない人 「きのうが本当にひどくて、鼻をかみに3回ぐらい起きた。寝付けないぐらい、くしゃみがすごくてしんどかった」  今や花粉症は昼間だけではなく睡眠にも支障をきたしています。  ネット上でも様々な健康に関する情報を発信している都内にある鍼灸(しんきゅう)院。花粉症の症状による寝つきの悪さを訴える人が増えているといいます。 はりきゅうルーム岳 大石竜也さん 「困って、どうしようもなくなった時に当院を利用される人が多い」  夜になると花粉症の症状が悪化する傾向があるのはなぜなのでしょうか。 大石竜也さん 「(夜は)交感神経から副交感神経が優位になる。副交感神経が優位になると、気管支などの拡張がなくなるので鼻通りが悪くなる。花粉症の症状がある人はかなり夜が悪化しやすい」  この寝つきの悪さを改善できるという3つのポイントを聞きました。  取り出したのは冷却シートです。 大石竜也さん 「(冷却シートを)鼻に貼ってもらう。このまま貼ると難しいので切っていきます。横につけていく。スースーする成分が入って鼻通りを良くする効果もあるので、かなり使いやすい」 「『鼻翼』を調節。鼻の膨らむところを人さし指などで押す。(押しながら)『ウーイー』『ウーイー』これを10回ぐらい」  鼻の開閉を良くすることで空気の通りが良くなります。 大石竜也さん 「『ツボ』を使います。ひじのしわと角を結んだ真ん中を押す。この状態で伸ばす・曲げる、これを10回ぐらい」  鼻の炎症を抑えるツボを押すなどで鼻の不快感の改善に期待ができるといいます。  季節の変わり目に花粉など体調管理の難しい今の時期。そんな夜もほんのひと工夫でより快適な睡眠をとれると専門家は言います。 快眠セラピスト 三橋美穂さん 「二酸化炭素濃度が高くなって酸素濃度が低くなると睡眠の質が低下する。寝る前に窓を開けて換気するのが効果的。今の時期、花粉症の人は窓が開けられないので、寝室のドアを開けて寝るようにしてみて」  睡眠中に部屋にたまる二酸化炭素をドアを数センチ開けることで空気中の酸素濃度が上がり、良質な睡眠がとれるといいます。  さらに睡眠時の明るさに関しては…。 三橋美穂さん 「睡眠中の部屋はできるだけ暗い方が熟睡できる。睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは暗ければ暗いほど分泌が高まるので、ぐっすり眠れる。すべて照明は切って寝るようにしてみて」

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