このドラマはテレニン晃子さんの強い生き方、実話を元にした感動の物語です。

「どっきどきの恋は楽しいよ」
そんな書き出しで、晃子さんは恋をする年頃になった未来の娘に向かって語りかけるように、母からの恋のアドバイスを『ゆりちかへ』の本の中で綴っています。

晃子さんはこの本を書いていた頃、すでに余命わずかな末期ガンでした。
娘のゆりあちゃんはまだ2歳。恋や友達、勉強にお金、おしゃれ、SEX…etc
彼女は成長する娘へのメッセージを一冊の本に残して旅立ってゆきました。

ある願いを込めて──。

ゆりちかへ 幻冬舎文庫 ゆりちかへ 書肆侃侃房 版