台風の風は反時計回りで、台風の右側（東側）では南から北に向かって風が吹いています。
台風が北に向かって進む力と合わさって台風の右側は風が強くなるため、より警戒が必要です。台風の右側はより湿った空気が流れ込むため、雨も強くなる傾向になります。

高潮が発生する原因には「台風などの低気圧による海面の吸い上げ」と「風による吹き寄せ」があります。
台風の中心では、海を押さえつけている空気の圧力（気圧）が周辺より弱くなるため、海面を吸い上げるように作用し、海面が盛り上がります。
また、台風の接近に伴って強い風が吹きます。
風が沖から海岸に向かって吹くと海岸に海水が吹き寄せられ海岸付近の海面が上昇します。