大発会は587円安 株最高値更新は?

2025年01月07日 08:56
 6日の日経平均株価は、今年初めての取引「大発会」としては史上最高値でスタートしました。  取引開始直後は値を上げましたが、その後下落に転じ、昨年末の「大納会」の終値と比べて600円近く下げ、3万9307円で取引を終えました。  年末年始のニューヨーク市場が下落したことや、国内で先月大きく上昇した自動車などの株について利益を確保する売り注文が広がったことが影響しました。  辰(たつ)年と巳(へび)年は株価が上昇し天井をつける傾向があることから、相場の格言で「辰巳天井(たつみてんじょう)」と言われます。去年に続き、今年も最高値の更新はあるのでしょうか? ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏 「去年と同じか、もっと大きく変動しうる年になる。トランプ政権がいつ、どんな政策を打ち出すか。7月は日本で参議院選挙が予定されている。少数与党になって政治への不安が高まる可能性もある。海外の投資家から見た日本株の魅力が下がってしまうリスクも抱えていると思います」 (「グッド!モーニング」2025年1月7日放送分より)

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