熱中症対策は「過ごしやすい服装で」 岐阜の高校でユニークな取り組み

2023年7月6日 16:59
東海地方は6日、朝から強い日差しが照り付け気温がぐんぐん上がりました。岐阜県立加納高校では、とある熱中症対策が行われていました。
 岐阜県立加納高校の教室では制服を着ている生徒もいますが、私服の生徒も多くいます。

「季節に応じた服装を着られるのは大きいと思います。例えば、この時期だとTシャツとか、短いズボンであるとか、選ぶ生徒もいますので、自分の体調とか1日の過ごし方で選べるのは大きいでしょうね」(加納高校 高橋宗彦校長)

 この学校ではコロナ禍の2020年から、式典などの行事の時以外は、服装は自由となっています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                   
 

私服で授業を受ける生徒

「私服でよかったです」
「(コロナ禍で)県の対策として学校で着た服を毎日洗濯してと、通知があった。制服を毎日洗うわけにはいかないので、生徒からコロナではない通常時期においても制服以外の服を着るのはどうか、と議論が始まったのがきっかけ」(高橋校長)

 生徒会が実施したアンケートでは、94パーセントの生徒が「服装自由」がいいと回答したということで、生徒たちは過ごしやすい服装で授業を受けます。

 教室にはエアコンも付いていますが、うちわや小型扇風機を使う生徒の姿も。

 私服の生徒は――

「暑いです。(今日は)私服でよかったです(笑い)」(私服の生徒)
「(学校の)場所によって、暑い寒いが激しいので、自分で体温調節できるのでそれもそれでいいと思う」

(7月6日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

これまでに入っているニュース

もっと見る

これまでのニュースを配信中