梅雨入り前に…傘のスペシャリストに聞く最新の傘事情 人気は「軽量・コンパクト・簡単操作」

2024年6月6日 19:18
平年より遅い今年の梅雨入り。しっかり準備しておきたいのが、お出かけ時の「傘」です。名古屋にいる傘のエキスパートに、最新事情を聞きました。
 梅雨入りがいつになるか気になる、きょうこの頃。

 その前にチェックしておきたいのが、傘やレインコートなどの“雨具”です。

 やってきたのは、名古屋駅の「ジェイアール名古屋タカシマヤ」。

 そこには、傘の専門的な知識を持つスペシャリスト「アンブレラマスター」の内田真美さんがいます。

 内田さんは、傘の修理などのトラブルやお悩み相談に対応したり、オススメの商品を紹介してくれたりします。
 

人気の折りたたみ傘の特徴は「軽量・コンパクト・簡単操作」

人気の傘は?
 そんな内田さんに、さっそくオススメの傘を聞きました。

 「今オススメなのがクイックオープンというタイプと、ボタンを押すとそのまま開くジャンプタイプ。簡単に開けるので、人気商品になっています」(内田さん)

 定番は持ち運びが負担にならない、軽量かつコンパクトで、簡単に操作ができる折りたたみ傘。

 紳士用ではワンタッチで開いたり、閉じたりすることができる商品が売れ筋です。
 

ジェイアール名古屋タカシマヤ限定・晴雨兼用折りたたみ傘(9900円)

晴雨兼用の折りたたみ傘も人気
 また雨に濡れにくい少し大きめのサイズで、日傘としても使える、晴雨兼用の折りたたみ傘も人気です。

 「女性用の折りたたみ傘は大体50センチぐらい。大きいサイズがあまりなくて、作ったのが大きなサイズの晴雨兼用(55センチ)」(内田さん)

 その他スプリングコートのような、カジュアルなデザインのレインコートや、連結することで赤ちゃんと一緒に着ることができる、レインコートとベビーポンチョのセットが、注目を集めています。
 

7割を超える人が傘の置き忘れ経験が「ある」

梅雨の時期あるある
 そんな傘の出番が多くなる梅雨の時期、あるあるなのが――

 「傘の置き忘れはある」(20代)

 「電車かコンビニで横に置いていたら、忘れる」(20代)

 電車やお店に、うっかり置き忘れ。

 そんな経験をしたことがある人も、多いのではないでしょうか。

 東海3県の警察に届けられた「忘れ物」の傘は、去年1年間で8万6000本以上に。

 「ウェザーニュース」のアンケートでは、7割を超える人が、傘の置き忘れの経験が「ある」と答えています。

 「カバンに入れられるように、折りたたみ傘を使うように意識している。あとはお気に入りの傘を見つける。そうすれば忘れないようになる」(20代)
 

楽スポっ(2420円)

忘れ物対策できる便利な傘とは…
 「ジェイアール名古屋タカシマヤ」では、忘れ物対策にも役立つ、傘の持ち運びに便利なグッズのコーナーを、今年から新たに設置。

 店頭に並んだばかりの新商品が――

 「長い傘を、シュッと入れられる袋」(内田さん)

 傘を差し込むと袋が伸び、肩にかければ肌身離さず傘を持ち運ぶことができます。

 ちなみに傘を取り出すと、袋は元のサイズに。

 傘の出番が多くなる梅雨の時期に、大活躍の便利グッズです。
 

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