愛知・岐阜で手足口病の感染増加 両県が予防と注意呼びかけ

2024年6月20日 17:43
愛知と岐阜で、手足口病の感染者が増加しています。ワクチンや特別な治療法がなく、それぞれの県は感染の予防と注意を呼びかけています。

メ~テレニュース

手足口病は、5歳以下の子どもを中心に流行する感染症で、手や足、口に水ぶくれが現れます。

ほとんどは数日間のうちに治りますが、まれに髄膜炎や脳炎などの合併症を引き起こすことがあるとされています。

愛知県によりますと、今月10日から16日までの県内の定点医療機関182カ所のうち1医療機関当たりの患者の平均報告数は「5.12」でした。

国立感染症研究所が定める指標の「5」を上回っていることから、県は20日、手足口病警報を発令しました。

愛知県で手足口病警報が発令されるのは2022年9月15日以来となります。

また岐阜県でも、県が定める医療機関53カ所で、先週1週間の手足口病の患者の報告が平均で「5」を超え、警報レベルとなりました。

岐阜県で警報レベルを超えるのは、2019年以来、5年ぶりです。

手足口病にはワクチンや特別な治療法がなく、愛知県と岐阜県は感染予防としてこまめな手洗いや、幼稚園などではタオルの共用を避けるよう呼びかけています。
 

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