「結果は幸いしましたけど」藤井七冠 粘った末に大逆転 「千日手」指し直しの末、王位戦先勝

2024年7月7日 22:18
名古屋で行われた将棋の王位戦七番勝負の第1局は、「千日手」で指し直しの激戦の末、藤井聡太七冠が勝利しました。

 第1局は、6日、7日の2日間に渡って行われ、2日目の午後に「千日手」が成立しました。

 藤井七冠は、「千日手」後の指し直しでは、挑戦者の渡辺明九段よりも持ち時間が少なく、内容も不利な展開が続きました。

 しかし終盤に大逆転し、7日午後9時すぎ、136手で渡辺九段が投了しました。

 藤井七冠は、王位戦5連覇に向けて先勝し、タイトルを防衛すれば「永世王位」の資格を獲得します。

対局後の藤井聡太七冠
「早い段階で苦しくなってしまって、そのあと、粘り強く指そうと思ってやっていたんですけど、徐々に難しくなってしまった」
「結果は幸いしましたけど、内容としては反省するところが多かったと思うので、しっかり振り返って集中して第2局に臨みたい」

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