スーパーマーケットの「ヤマナカ」が、ロシア産の塩サケを「北海道産」と表示して販売したとして、行政指導を受けました。

　東海農政局によりますと、ヤマナカは少なくとも2022年1月から2023年11月にかけて、庄内通店、西枇杷島店、高浜店、豊田陣中店の4店舗で「ロシア産」の塩サケを「北海道産」と原産地を表記し、計約8000パックを販売しました。

　東海農政局の食品表示法に基づく立ち入り検査で確認されました。

　ヤマナカは「仕入れを北海道産からロシア産に切り替えた際、本社から店舗への伝達が不十分だった」としています。

　東海農政局は、ヤマナカに対し、販売するすべての食品の表示の点検や再発防止策などを実施するよう求める行政指導を行いました。