岸田総理が総裁選の不出馬を表明 街の声「お疲れ様でした」愛知・三重の国会議員は衆院解散を見据えた動き

2024年8月14日 19:10
岸田総理大臣が自民党総裁選に出馬しないことを表明し、愛知、三重の国会議員からは、すでに衆議院の解散を見据えた動きも出ています。
 岸田総理は、最近も国内での視察など精力的に続けていて、総裁選で再選を意識しているともみられていました。

 急転直下の事態に、愛知県や三重県選出の自民党の国会議員は。

 「自民党はですね、信頼回復のために変わらなければならない、生まれ変わらなければならない、そういう中で大変重い決断をされたんだなという風に思いましたし、私は岸田政権で政務官もやらせていただきましたし非常にお世話になりましたから、本当にこのご決断を重く受け止めました」(自民党三重4区 鈴木英敬衆院議員)

 「本人にしか判断を決められないが、本人のもとに多くの国民の意見がずっしりと重く届いていたのかなと実感します」(自民党愛知県連会長 丹羽秀樹衆院議員)

 14日開かれた自民党愛知県連の会合では、すでにこんな話も飛び出しました。

「政局のこと考えると、もうすぐにでも総裁選のすぐにもしかしたら総選挙もあるかもしれないという構えをですね、我々もしっかりと見据えていかなきゃいけないと考えます」(丹羽衆院議員)

 

街の人の声は

岸田総理の表明に名古屋の街の人は
 野党第一党、立憲民主党の地元議員も、次の総選挙を見据えます。

 「想定しなきゃいけないのは自民党の総裁選が終わってほどなく解散をうってくる。愛知県は不祥事に次ぐ不祥事。裏金、統一教会、様々な問題を抱えた自民党の議員が多いわけでありますので、そこに対して有権者の皆さんにじゃあ今度は立憲民主党が必ず政治を正していくんだということをきちっと示していけるようなことを県連所属議員には求めていきたいと思っています」(立憲愛知県連代表 重徳和彦衆院議員)

 岸田総理の突然の表明に 名古屋の街の人は…

 「いろいろまず税金、増税とかそういうイメージがあったんですけど、個人的には施策をいろいろやってくれていたのでお疲れさまでしたというか、がんばってくれていたなという印象はあります」(40代・会社員)
 

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