松坂屋名古屋店は婦人服売り場を減らす一方、フロア丸ごと「アート」の売り場を作る大規模なリニューアルを行います。

　松坂屋名古屋店は、現在の地に店を構えてから来年で100年となる節目に、本館と北館合わせて8つのフロアにわたる大規模なリニューアルを行います。

　次世代のマーケット獲得などを目指し、売り場面積は、婦人服を6割減らす一方、本館8階は、国内の百貨店で初の1フロアまるごとアートの売り場にします。

　若手アーティストの作品などを取り扱う画廊に加え、地元のアートカフェを併設し、これまでの約2.5倍の面積で展開します。

　「もっとアートを身近なものに感じてもらえる体験をお客様にしてもらい、アートの世界をもっと広げていきたい」(松坂屋名古屋店　斉藤毅店長)

　リニューアルするフロアは11月中旬から来年秋にかけて、順次オープンします。