現職の任期満了に伴う来年の岐阜県知事選挙について、参議院岐阜選挙区選出の渡辺猛之議員が正式に出馬を表明しました。

　渡辺氏は八百津町出身の56歳で、県議などを経て2010年の参院選で初当選し現在3期目です。

「30年間の政治人生の中で岐阜県の42市町村のことは一番自分が理解しているという自負はある。これまでの政治経験を生かして、ふるさと岐阜県のため全力で恩返ししたい」(渡辺猛之参院議員)

　岐阜県知事選では、元内閣府大臣官房審議官の江崎禎英氏（59）も出馬を表明しています。

　渡辺氏と江崎氏はともに自民党県連へ推薦願を提出していて、前回に続き保守分裂となるのか動向が注目されます。

　また、共産党も候補者の擁立を検討しています。