中部電力社長が静岡県知事を訪問 浜岡原発の防波壁の高さ引き上げ方針を説明「丁寧に的確に設備対策を」

2024年11月21日 17:52
中部電力の林欣吾社長は、静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所の防波壁の高さを引き上げる方針などを説明するため、静岡県の鈴木康友知事を訪問しました。
 林社長は21日午前、静岡県庁を訪れ鈴木知事と初めて会談しました。

「一歩進むので、丁寧に的確に安全のために設備対策をやっていくと同時に県民の皆様にはちゃんと丁寧にお話をしていく」(中部電力 林欣吾社長)

 会談はその後、非公開でしたが林社長は原子力規制委員会による浜岡原発の審査状況などについて説明し、鈴木知事は安全の確保に万全を期してほしいと話したということです。

 浜岡原発を巡っては中部電力は先週、海抜22mの防波壁を28mに引き上げる方針を新たに示したほか、原子力規制委員会が3号機と4号機の適合性審査を始めることを決定しています。
 

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