「インターネット契約で違反金が発生している。」などとうそを言われ、三重県四日市市に住む60代の男性がおよそ2130万円をだまし取られました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

　警察によりますと今年9月16日、四日市市に住む男性（60代）の携帯電話にＮＴＴサービスセンターの職員を名乗る人物から電話があり、「インターネット契約で違反金が発生している。」などと嘘を言われ、男性は指定された口座に29万6000円を振り込みました。

　その後、日本サイバー対策本部の職員を名乗る人物からも電話で指示があり、男性は9月16日から10月14日にかけて合計18回にわたり振り込みをしたということです。

　被害金額は総額でおよそ2130万円に上るということです。

　最後に振り込んだ後、不審に思った男性が警察に相談したところ被害が発覚しました。