リニア工事周辺の地盤沈下でJR東海 工事によって発生した可能性が高いとの調査結果 岐阜・瑞浪市

2025年1月18日 23:29
岐阜県瑞浪市のリニアの工事現場周辺で起きている地盤沈下について、JR東海は、工事によって発生した可能性が高いとの調査結果を明らかにしました。

 岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場周辺では、井戸などの水位の低下や地盤沈下の発生が確認されています。

 JR東海は、これまで地盤沈下が工事によって発生した可能性は否定できないとしてきましたが、衛星データの解析や地質調査などを行った結果、工事による地下水位の低下によって発生している可能性が高いと明らかにしました。

 沈下の幅は、1月14日時点で最大7.7センチで、今後も数センチ以上低下する可能性があるとみられますが、地表面が陥没することはないということです。

 井戸などの水位低下については、今後1年ほど続いて、現在より5メートルほど低下する可能性があるものの、その後は徐々に落ち着いていくと見込まれています。

 JR東海は引き続き、家屋の調査や不具合があった場合の応急措置を続けていくとしています。

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