ボクシング元世界王者の薬師寺保栄容疑者が知人女性にけがをさせたとして、逮捕されていたことがわかりました。

　傷害の疑いで25日の夜に現行犯逮捕されたのは、元プロボクサーの薬師寺保栄容疑者(56)です。

　捜査関係者によりますと、薬師寺容疑者は名古屋市中区の自宅で、同居する20代の女性を物干し竿で殴り、顔にけがをさせた疑いが持たれています。

　女性は、命に別状はないとみられています。

　当時2人はけんかをしていて、女性も薬師寺容疑者を殴ったなどとして、現行犯逮捕されたということです。

　薬師寺容疑者は1987年、プロボクサーとしてデビュー。

　1993年にはWBC世界バンタム級チャンピオンを獲得するなどして活躍し、引退後は名古屋市でボクシングジムの会長を務めています。