岐阜県大垣市の20代女性がはしかに感染していたことがわかり、県は女性が滞在した店舗などを公表し注意を呼び掛けています。

　岐阜県によりますと、大垣市の20代の女性は、今月15日に発熱や頭痛などの症状があり、医療機関を受診したところ、はしかに感染していることがわかりました。

　女性に海外渡航歴はなく、22日現在自宅療養中です。

　女性は、15日午前10時から午後9時まで愛知県一宮市にある「どんどん庵一宮尾西店」に滞在し、午後10時から15分ほど大垣市にある「ドラッグユタカ林町店」を利用していました。

　また女性は、20日に大垣市内で「近鉄タクシー」に乗車しましたが、同じ車で午後2時半ごろから大垣駅から長松町まで、午後3時半ごろから西之川町から大垣駅まで移動した人がそれぞれいるということです。

　今年、岐阜県内ではしかの感染が確認されたのは2例目で、県は発熱や発疹などの症状があった場合は、保健所や医療機関に連絡してから速やかに受診するよう呼び掛けています。