愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太七冠が、名古屋で子どもたちを相手に指導対局を行いました。

　今回で8回目を迎える「名古屋城こども王位戦」が15日、本丸御殿で開かれました。

　各学年で優勝した小中学生9人は、藤井七冠と指導対局を行い、丁寧なアドバイスを受けていました。

　「1手1手、ご自分でしっかり考えられて指しているのが伝わってきました。技術的なアドバイスはほとんどないので、自分で1手1手考える姿勢をこれからも大切にしていってほしいと思います」（藤井七冠）

　「オーラもあるんですけど、優しい方だと思いました。感想戦の時に守りが手厚いねって言われてうれしかった」（兵庫から参加の中学3年生）

　「丁寧な差し回しが良かったねって言われてちょっとうれしかった。タイトル戦でも争えるような棋士になりたいなと思います」（名古屋から参加の中学1年生）

　藤井七冠は、18日に名古屋で行われる王座戦第2局で、永瀬拓矢九段と対戦します。