「海に浮かぶ風力発電」国の実証事業に愛知県の田原・豊橋沖の海域が選ばれる
2024年6月12日 07:58
海面に風車を浮かべて発電する国の実証事業の海域に、愛知県の「田原市・豊橋市沖」が選ばれました。
国は、海面に風車を浮かべて発電する「浮体式」の洋上風力発電のプロジェクトを進めています。
その実証事業の場所として愛知県は「田原市・豊橋市沖」が「秋田県南部沖」とともに選ばれたと発表しました。
愛知県は「田原市・豊橋市沖」は風の状況が良く、沿岸の電力消費地に近いことなどが評価されたと分析しています。
風車の大きさは海面から最上部まで約250メートルで15メガワットを発電する国内最大規模の大型風車1基が運転される計画です。
今後は漁業への影響を調査するなどして、2029年度をめどに稼働を始めたいとしています。