愛知・瀬戸市出身の藤井七冠が棋聖戦第3局勝利 5連覇で最年少「永世棋聖」に

2024年7月1日 22:57

 愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太七冠が、名古屋市中区の大須・万松寺で行われた棋聖戦第3局に勝利し、棋聖戦5連覇を達成すると同時に、最年少で永世の称号を獲得しました。

 今期の棋聖戦五番勝負は、藤井七冠に山崎隆之八段が挑戦しました。

 藤井七冠の2連勝で迎えた1日の第3局は、山崎八段の先手で始まり、優位に立った藤井七冠が午後6時45分すぎに、100手で勝利しました。

 勝利した藤井七冠は、棋聖戦5連覇を達成し「永世棋聖」の資格を獲得しました。

 「棋聖戦は初めてタイトルを獲ることができた棋戦でもあるし、いろいろと思い出も多いので、棋聖戦で永世称号を獲得できたことをすごくうれしく思います。」(藤井聡太七冠)

 21歳11カ月での永世称号の獲得は、これまでの最年少記録よりも2歳若い達成になります。

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