王位戦七番勝負を前に将棋の藤井七冠と渡辺九段が意気込み語る 名古屋で開催

2024年7月6日 02:13

6日から名古屋市で始まる将棋の王位戦七番勝負を前に「永世王位」の資格獲得がかかる藤井聡太七冠が対局に臨む心境を語りました。

藤井七冠に渡辺明九段が挑む今期の王位戦第1局は6日、名古屋市東区の徳川園で開幕します。

藤井七冠がタイトルを防衛すれば5連覇となり、「永世棋聖」に続いて「永世王位」の資格を獲得します。

挑戦者の渡辺九段は藤井七冠との対局で4つのタイトルを相次いで失い、約19年ぶりに無冠となっています。

5日、将棋ファンらが集まる前夜祭に2人が登場し、対局に臨む心境などを語りました。

「王位戦は夏の期間にあるタイトル戦なので、今日もすごく暑かったんですけど、暑さに負けずに頑張りたいという気持ちは毎年持っています」「今回の対局はおやつも市内各地のお店からたくさん用意していただいて、投票・選考があったと思うが、私も何が選ばれるかドキドキしながら見ていた。明日、明後日の対局でも私自身も楽しみにしている」(藤井聡太七冠)

「明日からの王位戦は久々、1年ぶりのタイトル戦で、王位戦には初めて出場するということでちょっと緊張している」「今回、7月、8月に着る和服をいくつか買ったので、どれが出てくるか自分では把握していないが、あした朝開けて、楽しみながらやりたい」(渡辺明九段)

第1局は6日、午前9時から始まり7日に勝敗が決まります。

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