約5500万円分の暗号資産だまし取られる SNSだけでやり取りをしていた相手を信用 名古屋
2024年7月19日 22:19
名古屋市緑区の男性がSNSで知り合った相手から投資話を持ちかけられ、約5500万円分の暗号資産をだまし取られました。
緑警察署
警察によりますと、緑区の男性(60代)は5月、フェイスブックで医療機器関係の仕事をしているという女性と知り合いました。
その後、LINEを通じてこの女性を名乗る人物とメッセージをかわす中で、暗号資産についての投資話を持ちかけられました。
そして、男性は暗号資産の管理や取引に使われるいわゆる「ウォレット」に、約2800万円を送金し暗号資産を購入しました。
その後、男性は「マネーロンダリングの疑いがあり、保証料を払う必要がある」などと言われ、さらに、約2700万円を送金しました。
しかし、送金先の「ウォレット」は他人名義のもので、男性は、購入した暗号資産を引き出すことができず、あわせて約5500万円分の暗号資産をだまし取られたということです。
警察は、SNSだけでやり取りをしている相手を簡単に信用しないよう注意を呼びかけています。